医師紹介

医師ごあいさつ

ヒロ内科クリニック院長の廿樂 裕德です。2021年8月まで診療を行っていた旧ヒロ・クリニックでは、約30年間一般内科・心療内科として多くの患者様の診療を行ってきました。これまで世代を越えてご支援いただいた地域の方々、かかりつけ患者様、通院に付き添いいただいている患者ご家族様に感謝申し上げます。
当院は旧ヒロ・クリニックの内科部門を引き継ぎ、ヒロ内科クリニックとして2021年9月に開院いたしました。
心療内科につきましては、これまで通り旧クリニック（ヒロスマイルクリニックへ名称変更）での診療を継続しています。内科（ヒロ内科クリニック）、心療内科（ヒロスマイルクリニック）を分離し、2クリニック体制となることで、待ち時間の短縮など利便性の向上を目指します。

私は医師免許取得後一貫して静岡県東部の基幹病院（順天堂大学医学部附属静岡病院）にて東部地域の医療に携わってきました。大学病院では一般内科疾患、消化器疾患（胃腸の病気、内視鏡）・肝臓疾患（肝炎や肝がんなど）に対して専門医として様々な病態に対応、経験を積みました。
前所属の順天堂静岡病院のみならず、県内の主要な検診センター（SBS静岡健康増進センター、共立蒲原総合病院健康診断センター、ふじの町クリニック健診センター、聖隷沼津健康診断センターなど）で多数の経鼻内視鏡検査（鼻からの胃カメラ）を行ってきました。その経験を生かし、当院でも苦痛の少ない鼻からの胃カメラを中心に、なるべく楽に内視鏡を受けていただけるよう努力しています。
また、大腸カメラにつきましては現在も週に1度（木曜日午後）富士宮市立病院にて大腸内視鏡検査を行い、総合病院での研鑽を続けるとともに高次医療機関との円滑な医療連携につなげています。
富士宮・富士地区は県内でも肝がん死亡率の高い地域として知られています。専門医として肝臓病で困っている方が地元で治療や検査を気軽に受けられるよう努力していきたいと考えています。検診での肝機能異常、脂肪肝、B型肝炎、C型肝炎に対する抗ウイルス療法や治療後のフォロー、自己免疫性肝疾患（原発性胆汁性胆管炎や自己免疫性肝炎）の対応を行っています。

前職は病院勤務医でしたが、長年診療所（ヒロ・クリニック）業務も兼務していたことから、専門を越えて様々な内科疾患の診療を経験してきました。総合内科専門医として、これまで通り生活習慣病（健診異常など）をはじめとした様々な内科疾患に柔軟に対応させていただきます。
また、ヒロ内科クリニックでも旧クリニックに引き続き、糖尿病専門医による糖尿病外来を設けています。

これまで大学病院や旧ヒロ・クリニックで得た経験や知識・技術を、地元富士宮に還元すべく、当地で開業いたしました。生まれ育った富士宮・大富士地区で地域の皆様とともに健康に歩んでいくために、なんでも相談できるかかりつけ医でありたいと思っています。どうぞお気軽にご相談ください。

ヒロ内科クリニック
院長 廿樂 裕德（つづら ひろのり）